TOP MESSAGE

テクノロジーを活用して
「いつでも、どこでも、誰にでも」
サービスを提供できる
世の中を目指して

代表取締役社長

田島太郎

ハステックは不動産会社として事業をスタートし、現在は清掃やビルメンテナンスを事業の主軸として成長・拡大を続けています。清掃事業を行っている会社は数多くありますが、その中で私たちハステックが他社と一線を画している最大の理由は、ITやデジタルテクノロジーの力を最大限に活用していることです。

そもそも、これまでの清掃業はシフト作成や清掃方法の指導などをアナログな方法で行っているのが一般的でした。また、働き手は隙間時間で働きたい人や高齢者が多いため、急なシフト変更や欠席なども頻発します。弊社においても、お客様の望むサービスを確実に提供することが難しいような状況も起きていました。

こうした根本的な問題を解決するには、「ITの力を活用するしかない」と考えた私は、さまざまなクラウドサービスを活用して問題を一つひとつ解決していくことにしました。しかし、全ての問題を既存のシステムだけ解決するのは難しいもの。そこで自社でシステムの開発をスタートしました。こうして出来上がったのが、シフト作成から教育、品質管理まで一気通貫で行える自社システム「オタスケクルー」です。

これにより、人員確保の問題を解決。さらに、顧客の要望に合わせた清掃技術もe-ラーニングを通じて教育することで、各社の現場ごとの多種多様なご要望にも柔軟に応えられるようになりました。しかも、ITを活用することで管理コストを大幅にダウンできるため、より良い品質の清掃をよりお安く提供することが可能になったのです。

このようにITを導入することで、より品質の高いサービスの提供し顧客の困り事を解決すべく邁進してきましたが、この問題をどうにかしたいと思ったのには実はもう一つ理由がありました。

それは、私が「いつでも、誰でも、どこででも働ける世の中にしたい」と考えていたことです。

清掃業で働く人の多くは、夢を追いかけていたり、副業として短時間だけ働きたかったりと「自分の空いている時間で働いて、しっかり稼ぎたい」と考えています。清掃業は、決して楽な仕事ではありませんが、そのように「自分が望む働き方」ができる仕事で、「いつでも、どこでも、誰にでも」できるのが魅力でもある。しかも、清掃に対するニーズは世の中にたくさんあります。

ですから、私たちがきちんとした仕組みを作ることで、夢を追いかける人たちや固定の時間で働くのが難しい人たちが、きちんと稼げる社会を築きたいと思ったのです。そして、そのような社会が構築されることは、ひいては私や従業員の子どもたちや、そのまた子どもたちが「自分の生きたいように暮らしていける土台」を作ることにもつながるのではないかーー。そう信じています。

この「オタスケクルー」は、清掃業に限らず、例えば飲食店や介護など労働力を必要とする労働集約型ビジネスにおいては、どの業種であっても活用していただけるシステムです。そして労働力を提供する仕事は、これからも無くなることなく社会を支え続ける仕事でもある。ですから、「オタスケクルー」をより進化させ、より多くの企業に活用していただくことで、働き手が「いつでも、誰でも、どこででも」働けることはもちろん、サービス提供を受ける側も「いつでも、誰でも、どこででも」望むサービスを受けられるようになるに違いないと確信しています。

私たちに関わる全ての人たちの幸せを実現するために。
これからもハステックは進化し続けます。